アジア大都市ネットワーク21（ANMC21）

国で最も豊かな港であり、大都市であるヤンゴンは、かつてその美しさと 清潔感で有名でした。
木の立ち並ぶ通り、陰影のある公園や庭園、大きな湖から「アジアのプリンセス」と呼ばれていました。
当初はダゴンという名の小さな漁村でしたが、アラウンパヤー王が1755年に ミャンマー南部を征服した後に
「争いの終結」という意味の「ヤンゴン」に名を改めました。　1851年ヤンゴンは英国に併合された結果として再開発され、名はラングーンに変えられました。　1948年1月4日に独立したときに、ラングーンはミャンマーの首都となりました。　1988年の国家法･秩序回復評議会の設置の後に、本来のヤンゴンという名に戻されています。　今日、市の面積は300平方マイルであり、33の町から構成されています。
ヤンゴンはマンション、ホテル、広場、スーパーマーケット、デパート等の新しい高層建築物によって見違えるほどの繁栄の様相を見せています。

都市総面積：　768ｋm²

自然環境：　公園、庭園、湖が適度な気候と結びつき、非常に快適な自然環境が作りだされ 　　　　　　　　 ている。

気候の特徴：　熱帯モンスーン気候/年間平均気温27.3ºC/年間降水量2,530mm

都市問題：　新たに建設された５つの衛星都市に不法占拠者を定住させたことにより、時々起き 　　　　　　　　 る電力不足以外に深刻な都市問題はない

都市計画：　ヤンゴン市開発委員会の市計画部及び土地管理局が所有権移転、敷地の分筆と 　　　　　　　　 いった日々の業務を行っている。都市計画はヤンゴン市開発委員会及び 　　　　　　　　 住宅・移民部で取扱っている

主要な民族・言語：　ビルマ族 / ミャンマー語

人口（2009年）：　4,990,000人

概要：　農業はミャンマー経済にとって極めて重要なものであり、基本となっている。 　　　　　 「従来の農業を機械化し、さらにこの機械化された農業国を近代的に発展した産業国家 　　　　　 とする」という政府の目標に関連し、国家所有部門と同様に協同または民間部門ともに 　　　　　 積極的に仕事に取り組んでいる。

主要な産業：　農工業、製造業及び観光